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とくなが女性クリニック
 
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こんなときは

Q:乳汁止まれば妊娠可能か
Q:流産2回、ピルの影響か
Q:ホルモン値低く不妊に悩む
Q:生理の2日目に大きな塊
Q:生理時の頭痛、腹痛に悩む
Q:生理不順で不妊に悩む

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Q:乳汁止まれば妊娠可能か
 2年前に長女を出産しました。2人目がほしいのですが、なかなかできません。ある産婦人科に通院したところ、乳汁が出ているため排卵のさまたげになると言われました。乳汁を止める薬をもらい、服用しています。しかし10日間くらい止まるのですが、また出てきます。ほんとうに乳汁が止まれば妊娠するのでしょうか。
(北蒲原中条町・O子・30歳)
A:血中のプロラクチン測定を
 不妊を訴えて受診する患者さんに、乳汁漏出をみることがしばしばあります。乳汁分泌にはプロラクチンというホルモンが関係しています。よく授乳婦人になかなか月経のこないことがありますが、これはプロラクチンに排卵を抑制する作用があるためです。血液中にプロラクチンが多量に含まれている状態を高プロラクチン血症といいますが、産婦人科の外来に乳汁漏出を訴えて来る患者さんの約35%に高プロラクチン血症がみられます。
 高プロラクチン血症は、原因が分からない特発性高プロラクチン血症のほかに、甲状腺機能低下症、薬剤服用(胃・十二指腸かいよう潰瘍剤など)、下垂体しゅよう腫瘍などが高プロラクチン血症の原因になっていることがあります。したがって、不妊で乳汁分泌がみられる場合には、血液中のプロラクチン測定が必要です。乳汁漏出があって高プロラクチン血症を呈するものは無月経群に多くみられますが、正常周期群でも4〜5%に高プロラクチン血症がみられたという報告もあります。
 血中のプロラクチンを測定して値が正常の場合には、乳汁を止める薬剤の効果は、ほかの排卵誘発剤などを併用しないと排卵率、妊娠率は低いと思われますが、原因に関係なく、高値を示す場合は、薬剤投与により排卵誘発、妊娠成立に良い効果が期待できると思います。
 すでに産婦人科専門医に相談されて、薬剤の投与を受けているということですから基礎体温を持参して指導いただければ、妊娠、出産の可能性は十分あると思います。
Q:流産2回、ピルの影響か
 37歳の主婦、8年ほど前、1年間ピルを使いました。子どもを産むことを許されず、中絶手術を4回もやった後のことです。再婚して3年、去年の5月と今年の6月の2回流産しましたが、いずれも3.5ヶ月くらいでした。2回ともホルモン数がとても少なく3000〜4000ということでしたが、ピル使用と関係があるでしょうか。私は高齢でもあるし、子どもは望めないでしょうか。
(新潟市・M子)
A:心配せず専門医の指導を
 8年前のピルの服用と、今回2回の流産との因果関係はないと思います。ある臨床報告によると、ピル服用中止後に、妊娠を希望した人の75%は中止後3周期以内に、90%は1年以内に妊娠しています。
 しかし、妊娠したいときに妊娠できない人がいることも確かです。ピルを服用した後で妊娠できなくなったと訴える女性をよく検討すると、かなりの数が、ピルを服用しなくても、もともと不妊の婦人であることが多く、服用を中止した後、不妊になる原因の一つは、排卵の欠如です。このような排卵障害は、ピルを服用する女性にも服用しない女性にもみられます。したがって、あなたの場合、ピルを服用したことを悩む必要はありません。
 また、中絶を4回繰り返したということですが、今回の流産が妊娠初期であり、2回ともホルモン値が低値を示していることを考えると、4回の中絶が流産の原因と直接関係していると考える必要はないと思います。
 37歳という年齢も、去年と今年流産とはいえ妊娠したわけですから、他の不妊症で悩む人に比べれば、子どもに恵まれるチャンスはあると考えるべきです。すでに基礎体温を記録されていれば、その記録をもって、記録されていない場合には、今から1ないし2周期の基礎体温を記録されてから産婦人科専門医と相談することがよいと思います。適切な指導がなされると思います。
Q:ホルモン値低く不妊に悩む
 夫33歳、私は30歳で結婚8年目ですが、不妊で悩んでいます。夫の精液検査結果は正常です。私の方は現在クロミッド・HCG療法をしております。排卵は起きるようですが、排卵日の尿検査、血液検査のホルモン値が低いのですが、ホルモン値を正常にする良い方法はないでしょうか。
(長岡市・H子・会社員)
A:治療は適切、医師を信頼して
 多胎妊娠というと、普通は双胎(そうたい)(双子)のことを言っていることが多いが、中にはひん品たい胎と言って三つ子であったり、要胎(四つ子)、周胎(五つ子)のこともあり妊婦さんにとっては大変なことである。大きなおなかを抱えながら「先生、双子ではないでしょうね?周りの人がおなかが大きいので双子ではないかと言うんです。」 「大丈夫ですよ、心配要りません。自分が太ったんではないですか?」 こんなやり取りの中で、安心する人もいれば、がっかりする人もいるが、双子をはじめ多胎妊娠は多くの問題を持っていて、決して好ましいことではないのである。
 一般に多胎妊娠の頻度の概算法としては<ヘリンの法則>と呼ばれる 1/80n−1(nは胎児数)の式がはんよう汎用されているが、実際には人種による差異が大きく、我が国の双胎率は150〜160の分娩に1回で、三胎は約1万8000
Q:生理の2日目に大きな塊
 44歳で2児の母。生理の2日目に必ず大きな塊が出ます。今回は中ぐらいのジャガ芋ほどで、気のせいかだんだん大きくなるようです。3年前からですが、何かの病気でしょうか。外出もできず、悩んでいます。
(豊栄市・M子)
A:子宮粘膜下筋腫があるかも
 月経は、一定の周期で始まり、7日以内、多くは5日以内に自然に止血するのが普通です。また月経血は流動性で、凝固しないのが特徴です。月経が7日以上止まらなかったり(過長月経)、月経血の量が従来より明らかに多かったり、凝血を伴ったりする(過多月経)場合は、不正出血と考えた方がよいと思います。
このような場合、はっきりした原因がない(機能性子宮出血)こともありますが、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮腺筋症など、出血を長びかせたり、止血しにくくしたりする原因(器質的疾患)が、みられることも少なくありません。それが、がん癌など悪性の病気である場合もあります。
 大きく腫大した子宮筋腫は、内診だけで診断できますが、子宮ないこう内腔に発育した子宮粘膜下筋腫がある場合は、子宮のレントゲン検査も必要となります。また、不正性器出血の場合には、出血している子宮の内膜を取って、病理検査で癌などの悪性変化がないかどうか調べることも必要です。
 あなたは44歳で、月経に伴う異常出血ということを考えると、癌など悪性の病気が原因とは考えにくいようです。腰痛や下腹痛など、生理痛の有無が分かりませんが、子宮筋腫のうちの粘膜下筋腫があるかもしれませんので、なるべく早く産婦人科の先生に診察してもらうようお勧めします。
Q:生理時の頭痛、腹痛に悩む
 中3の娘は、小5の時に初潮があり、だいたい順調です。しかし、1日目の生理痛がひどく、腹痛、はき気、発熱などで寝込むほどです。婦人科で受診した方がよいのか迷ってます。
(新潟市・主婦)

 毎月、生理の前日は頭痛がひどく、生理になると腹痛を伴います。そして3日目ぐらいで出血が止まるとまた頭痛がおきます。結婚して9年、まだ子供はできません。
(新潟市・主婦・36歳)

A:月経困難症、心理的要因も
 相談者は、いずれ月経に伴うとうつう疼痛ということですので、月経困難症と診断されます。中学生の方の場合は、原発性月経困難症と思われます。この場合、一般的な身体検査では原因となる異常はみられないと思います。原因としては痛みに敏感であったり、心配性の親、誤った性教育や性に対する見解などの心理的、社会的要因など多くの因子が関与していると考えられますが、疼痛は、子宮で過剰に生産されたプロスタグランディンという化学物質が、子宮の過剰収縮を引き起こして、子宮虚血、子宮の収縮性疼痛を引き起こすためにおこります。
 めまい、悪心、頭痛、下痢といった症状もこのプロスタグランディン作用のためです。一般の鎮痛作用で効果がみられなくても、プロスタ合成阻害剤で多くの場合疼痛は緩和されると思います。専門の産婦人科医に一度相談されるとよいと思います。
 主婦の方の場合は、年齢や不妊症であることなどを考えると、骨盤内に子宮筋腫や子宮内膜症などの異常病変がみられるかもしれません。骨盤内に病変がみられるために発症する月経困難症は続発性月経困難といって、月経のかなり前から症状がみられて数日間続くこともあり、また高齢になって発症することも多く、異常性感症や月経痛を伴うことも少なくありません。早い時期に産婦人科専門医に相談されることが必要と思います。相談に行かれるときには、できれば基礎体温を記録して、その基礎体温表を持参されるとよいと思います。
Q:生理不順で不妊に悩む
 結婚3年目の主婦で不妊に悩んでいます。婚前からのひどい生理不順が治らず、今も不妊治療で通院中です。一度妊娠しましたが原因不明で流産、排卵誘発剤の錠剤や注射も効果なく、注射で生理を起こし、医師からたのうほう多嚢胞性卵巣で、卵巣を覆う膜が厚いと言われました。本には手術で治るとありますが本当でしょうか。
(新潟市・Y子)
A:たのうほう多嚢胞性卵巣なら手術も
 女性の不妊の原因は、卵管の異常か排卵がうまく起きないかのどちらかですが、ご質問からみて、あなたの不妊原因は、排卵障害と思われます。
 無月経状態のところに、黄体ホルモンを投与して数日後に消退出血といって生理があれば、第一度無月経と診断されます。この場合、排卵誘発剤で排卵が起こるかどうかを見るのが一般的方法です。
 誘発剤に反応しない第一度無月経の場合、卵巣が多嚢胞性にしゅだい腫大し、排卵しにくい状態にあることが多く、多嚢胞性卵巣と言います。この疑いのあるときは、さらに詳しいホルモン測定が必要で、ふく腔こう腹鏡検査で、直接卵巣の状態を検査する必要もあります。
 多嚢胞性卵巣は、全く排卵誘発剤が効かない訳ではなく、漢方や副腎皮質ホルモンを併用するか、多胎妊娠などの恐れもありますが、注射による排卵誘発も行われます。また多嚢胞性卵巣が明らかなときは、卵巣のくさび楔状切除手術を行うことも考えられます。
 卵巣が多嚢胞性に腫れ、無月経、不妊、肥満、多毛など、男性化を主症状とした「多嚢胞性症候群」という疾患もあるので、注意すべきです。
 治療を受けている先生とよく相談され、場合により総合病院の産婦人科に紹介して頂くのもよいと思われます。
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